SNSでの情報発信がビジネスにおいて不可欠な時代。
個人でビジネスをやる人でSNSを利用しない人はいないでしょう。
わたし自身20歳くらいから少しずつ理解を深め
かれこれ6年以上SNSによる情報発信を続けています。
6年以上の情報発信で「飲食店での集客」や「新たな仕事の獲得」
「著名なビジネスマンと繋がる」など多くのメリットを実感してきました。
しかし、そのようなメリットを実感する前に
すぐにSNSでの情報発信をやめてしまう人がほとんどです。
今回は、そんな人たちの特徴を3つにまとめてみました。
- 期待しすぎる
- 上方比較してしまう
- ニーズを満たしていない
期待しすぎる
これが一番大きな特徴だと思うのですが
自分にも他人にも期待しすぎる特徴があります。
例えば、情報発信を初めてすぐに反応が得られないと
ガッカリしてしまって、やめてしまう人が多いです。
これはまったく無名であるはずの自分の発信が
すぐにバズったりして大きな反応がもらえると期待しているからです。
またフォロワーに対して、毎回反応をくれるものだと
期待しているのでガッカリすることになります。
まずは「期待を手放すこと」が大切です。
上方比較をしてしまう
これは周囲を気にしすぎる「日本人らしい」特徴と言えるでしょう。
特にSNSでは、フォロワーが多かったり、いいねが多かったり
いわゆる、バズった人だけが目立つものですから
そういう人たちと自分を比較していしまいがちです。
しかし、そういう人たちと比較する必要が
本当にあるのでしょうか?
基本的には、必要性はゼロでしょう。
もし、その人と同じ業界でその人を抜きさって
「自分が一番になるんだ!」という強い意志があるなら別ですが…
そうでないなら上方比較をしてしまうと
自己肯定感を下げてしまいますし
それにともなって、やる気も失われてしまいます。
解決策としては、 1つのいいねやリツイート、コメントに
素直に喜ぶようにするとよいです。
たくさんのフォロワーなどの目立つものにばかり
目を向けてしまうと、その先に1人の人間がいることを忘れてしまいがちです。
たった1つの反応では喜べないという人には、こう考えてほしいです。
もし、その「たった1つの反応」が尊敬する人からのものだったら?
嬉しくありませんか? わたしならスゴく嬉しいです。
というより私はそれだけを狙って発信していると言っても過言ではありません(笑)
最近では、読んだ本の感想をSNSで発信すれば
著者の方が「いいね」や「コメント」をくれたりします。
こんなに喜ばしいことはありませんよね。
私の場合、お仕事をいただいている作家の樺沢紫苑先生
書評家として尊敬する印南敦史先生、筋トレのメンターにしている山本義徳先生など
尊敬する人からの反応をいただいたり、フォローいただけることが最高の喜びです。
ニーズとズレている
これもスゴく重要なのですが、言いたいことしか書かない人は
どれだけ続けても結果に繋がらないので長続きしません。
自分の言いたいことを言ってバズったり
大きな反応を得られるのは有名人だけです。
まったく無名で、目立つような実績もない自分はどういう発信をすればよいのか?
わたし自身それを理解したのは、ごく最近になってからです。
言いたいことを書きたい気持ちは分かるのですが
それでは何のためにSNSをやるのか意味が分からなくなります。
情報発信の目的は「お役立ち」です。
もし役に立たないことなら「エンタメ性(おもしろさ)」が必要でしょう。
しかし、何も言いたいことを書いてはいけないのではありません。
【ニーズとバランスを取りましょう】ということです。
わたしが先日書いた記事「満たされない毎日を解消する3つの方法」が良い例になります。
この記事の元になっているのは「わたしのボヤキ」です。
最近コロナでのストレスも相まってか
SNSで芸能人を批判する人があまりにも多く、気持ち悪さを感じていました。
その心のわだかまりをただボヤくように文章にしていました。
これを「SNSで芸能人を批判する人って、気持ち悪いよね」なんて発信してしまっては
ただの誹謗中傷になってしまい、芸能人を批判する人と同じになってしまいます。
ですので、それを何とか役立つ形にできないかと思って手直ししてできた記事です。
そうすると、なんといつもの3倍の反応をいただくことができました。
言いたいこととニーズの重なる部分を探して発信する
そうすると、何もメリットのなかった単なるボヤキも
お金に変わる立派なブログ記事になります。
まとめ
わたし自身6年以上も発信を続けて、やっと少しの反応を得られるようになってきました。
新社会人になると、よく聞く言葉「3年は続けなさい」
これはすべてにおいて当てはまると思っています。
3年は続けないと仕事の基本も理解できませんし、結果を出すこともできません。
それは科学的にも「天才の1万時間の法則」として証明されているようです。
天才と呼ばれる人たちを調べてみると
その人たちの背景には1万時間を超える膨大な量の努力が隠れていました。
例えば、ザ・ビートルズは毎日8時間の演奏をしていたことも知られており
成功を掴むまでに1200回ものステージを踏んでいたことが分かっています。
何かで結果を出すには、それだけの努力が必要だということです。
しかし、なぜか「SNSでの情報発信」になると
すぐに結果が出ると期待してしまう人が多くいます。
しかも、自分のビジネスがある方は
SNSだけに集中することは難しいですから
なおのこと、時間がかかと思います。
ですので、期待しすぎることなく焦らず続けることが重要です。
膨大な量の努力が必要と書きましたが
もっと気楽にかまえて、発信を習慣化して継続するのがラクです。
習慣化することで自然と膨大な時間がすぎ
気づけば結果に繋がっていたというような状態になることが
ラクに結果を出す方法だと思いますので
気負わず背負わず、自分のペースで続けていきましょう。