AI動画編集ツール「Vrew」のリアルな使い勝手:「時短」神話を解体

日記

動画編集のリアルな「AI活用」

ハッキリ言いますが、まだまだ使い勝手が悪いです。有名どころの「Vrew」に関しては、無言区間をカットしてくれる「ジェットカット機能」があります。しかし、これをおこなうと、不要な部分に分割が入ったり、なぜか延長されている部分があったりして、その微調整をするだけで「無言区間」を自分でカットすることができるので、まったく「時短」になりません。ただ、2時間までの動画に対応しているので、見るだけでも大変な長尺の動画は、無言区間がカットできると、すこしラクになります。

また、「Vrew」はテロップを自動でつけることもできます。しかし、かなり修正が必要なので、やっぱり「時短」にはなりません。とくに、専門用語は間違いやすく、修正が必要です。

そもそも、YouTubeを見ていると、動画編集者は「文字」に疎い傾向があります。とくに、読書をしない人が多いためか、「誤字」がかなり目立ちます。ただの「変換ミス」や「見落とし」ではなく、完全に間違って理解している誤字です(笑)

人間なので、誤字脱字をするのは、ある程度しかたないと思います。校閲がある出版においても、誤字脱字はよくありますから、どれだけチェックしても起こるときは起こるのです。

しかし、けっこう怠慢だなとわかるレベルのミスが多いので、そういう人たちが「Vrew」などで自動的にテロップをつけたとすると、悲惨な動画ができあがりそうです。

なので、初心者ほど「Vrew」の活用は、オススメしません。また、依頼をする場合においても、専門性の高い人は、専門知識への理解もある(もしくは調べるくらいはできる)動画編集者を探すことをオススメします。

とは言うものの、今後はもっと性能が上がっていくでしょうから、AIを活用して時短ができると、「デザインの改善」や「誤字脱字のチェック」に時間をかけられるようになりますから、よりグレードの高い動画が作れるようになりそうです。