会社員から仕事の相談を受けたときに、絶対に避けたほうがよいことを2つだけ伝えるようにしています。まず1つ目は「アルバイトをすること」もう1つは「ネットワークビジネスをすること」です。
その理由を解説したいと思います。
まず「アルバイト」を勧めない理由は3つあります。
・長続きしない
・時間の切り売りになる
・スキルが身につきにくい
◯長続きしない
ここに関して言えば、若い人ほど理解できない傾向が強いです。なぜなら、健康に関する話だからです。若いほど体力もあり現状が健康なために、無理ができてしまいます。会社で勤務後、アルバイトをして帰宅時間が遅くなり、睡眠不足が続いたとしても、意外と頑張れたりします。
お金を稼ぐことによってドーパミンが出ますから、ある種の興奮状態になって冷静な判断能力が失われているわけですね。なので、無理に気づかず、ある時、突然無理がたたって病気になったりします。実際にそういう知人が何人かいました。
会社勤めと並行して、アルバイトをすることを勧めない最大の理由は、最終的に健康を損ない長続きしないからです。もちろん、自由な時間も少ないため、人との繋がりが疎かになり、ビジネスでとても重要な人脈ができないというのも大きな要因になります。
会社員の人が新たに仕事をするためには、人脈を増やしたり、自分の体調に合わせてできる仕事が必要になるわけです。
◯時間の切り売りになる
会社勤めでは「9時〜17時」というように定められた労働時間で働いて、お金を得るという方法をとっている人が多いはずです。つまり、自分の時間を切り売りしてお金を得るわけですね。そこで、さらにアルバイトをしてしまうと、すでに週5で9時〜17時の時間帯は切り売ってしまっていますから、残された少ない時間を切り売ることになります。
そうなると、先ほども言ったように体を壊す結果に繋がります。そして何より、体を壊してしまい働けなくると、収入が一切なくなってしまうので、永遠と働き続けることになるわけです。
ですので、アルバイトなどで時間の切り売りをするのではなく、自分の商品を持って売ることが大切になるわけです。
◯スキルが身につきにくい
そのアルバイトだけで役立つスキルは身につくかもしれませんが、ここで言うスキルとは「自分で稼ぐ力」のことを指します。ですので、アルバイトをしても独力で稼ぐ力を身につけるのは至難の業ですし、正直かなり難しいと思います。また、身についたスキルが自分のやりたい方向性とズレている場合は、しんどい思いをするだけで身につけたスキルが日の目を見ることはありません。
そうなると、独力で稼ぐスキルを身に着けるために時間を使ったほうがよいということになります。
まとめますと【毎日続けられるほどの短時間でスキルを身につけ、自分の商品を作る】これが正解だと思っています。
わたし自身、マジシャンとして駆け出しの頃には、日銭を稼ぐことの重要性も痛感しましたし、自分の時間を切り売りもしましたし、ストック型の収益を得るために右往左往してきました。
ビジネスをお金を稼ぐためのロールプレイングゲームだとするなら、私の場合、学生時代は勉強を完全に捨てて、マジックだけに時間を費やしましたので、大学にも行っておりませんし、社会に出てからもマジシャンをしていましたから、完全にキャラ設定を間違えているわけです（笑）
日本という社会で要領よくお金稼ぎをしようと思えば、やはり大学を出ているほうがいいですし、職業も収入が高いとされるものに就いた方がいいわけです。
なので、それなりに苦労もしましたし、かなりの努力も必要でした。もちろん、いま現在も努力を続けています。
しかし、結局お金稼ぎというものはゲームのようなものですから、ラクに効率よく稼げたほうがいいわけですので、もし、いま会社員をしていて、何かで副収入を得たいと考えているのであれば、【毎日続けられるほどの短時間でスキルを身につけ、自分の商品を作る】ということを真剣に考えてみてほしいと思います。
例えば、私が今ゼロの状態から何かするとしたならば、ありきたりではありますがプログラミングの勉強を始めて、クラウドソーシング系のサイトにいくつか登録をして仕事を受注します。そうして、実績を作ったら「プログラミングで稼ぐ方法」という教材を作って、販売します。あとは、その教材を上手く売っていくように努力しつつ、受注した仕事もこなしてお金を作っていきます。そして、教材が上手く売れるようになれば、教材を売るためのコンサルなどをやるかもしれませんね。
そんなふうに、やっていくのが本当に効率がよいと思います。
さて、もう1つの避けるべきものと言えば「ネットワークビジネス」ですね。
もはや、これは周知の事実と思っている人もいますが、意外とそうでもありません。いまでも若い人が餌食になるケースが多くありますし、コロナ禍で余裕のなくなった人が手を出してしまっているケースも多々あるようです。
ここで、ネットワークビジネスが危険な理由を解説しようと思います。
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この続きは、コチラのnoteでご覧になれます→『会社員が絶対に避けるべき働き方』
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