書くことについて スティーブン・キング〜作家になるなら絶対に読んでおきたい1冊〜〔書評〕

書評

はじめに

こんにちは!ミニマルなマジシャン田島です。

わたしの夢は、「作家になること」です。そこで!作家になるなら「絶対読んでおきたい1冊」という名著スティーブン・キングの「書くことについて」を、読んでいます。まだ半分もいかないのですが、すでに作家になるための「大切な気づき」を与えてくれています。

それは・・・

たくさん書くということ。

31章まで読んだのですが、まだスティーブン・キングの人生を振り返っているだけのように読めるのですが、とても大切なことが書かれています。それは、小さな頃からたくさん書き続けているということ。

スティーブン・キングは小さな頃、貧しかったために、テレビなどの世俗的なものがなく病弱だったために、そういったことに触れる前に「読み書き」という良い習慣を身につけたという旨のことが書かれています。

しかも、それを始めたのは6歳頃からというのだから驚きですね。

才能の正体が垣間見える

最近の心理学や脳科学では「才能」という言葉は、否定されているそうです

正しい方法で、どれだけ努力するか?が大切ということを科学が証明しているのですね。なので、「才能がないから、できなかった」という人は嘆いて言い訳する前に

「誰にも真似できないくらいの努力の量を確保したか?」

と自問してみると、言い訳せずに済みそうですね。膨大な努力をしている「天才」はなにもスティーブン・キングだけではありません。

あのピカソもごく小さな頃から死ぬまでに14万点という膨大な数の作品を残しています。

そして、ビートルズもそうです。売れるまでには1200回も演奏を行い、1回の演奏は長いときで8時間にも及んだそうです。

これらの人は「天才」と呼ばれ、あたかも「特別な才能」がもともと備わっていたかのように言われますが、それは大きな間違いで人一倍努力した結果として「秀でた技術(才能)」を手にしていたのですね。

まとめ

  • 文章の上達には、とにかく書くことが大切
  • 才能は、人一倍の努力によって身につくもの
  • 天才と言われた偉人たちは「努力の鬼」だった

有名な偉人たちも膨大な量の努力をこなしてきたから大きな結果を残すことができたのだな。と思うと自分も一歩一歩、地道に進むしかないなと改めて実感させられますね。

「才能」があるから「特別なスキル」がある

ではなく

「特別なスキル」を身につけたから「才能」があると言われるようになった

というだけだということがわかったので、結果が伴わないときは、努力の量が足りていないか、努力の方向性間違っているかなので、しっかりとフィードバックしながら努力し続けないといけないなと思いました。

「書くことについて」スティーブン・キング