どんな本?
クラウドファンディングで「1万5000人」の支援者を集め、「1億円」を調達し、絵本を32万部(現時点で)売った男が「お金と広告」について書いたビジネス書。
1言感想
とにかく、心に響く!!今までにない「感動できるビジネス書」です!!!
重要なポイント
お金は信用を数値化したものであり、クラウドファンディングはその信用をお金化するための装置であるということ。
活用したいスリーポイント
- 信用通帳をつくる
- マネタイズのタイミングをズラす
- ネタバレを行う
⒈信用通帳をつくる
西野さんが行っている、「預金通帳のように信用を数値化し記録する」ということを行います。まずは預金残高「0」からのスタートになるが、小さなことから「貯信」していこうと思う。嘘をついたり、信号を無視したり、愚痴ばかり漏らして、信用残高を減らすことは絶対にさけたい。
⒉マネタイズのタイミングをズラす
自分の目的にあったタイミングでマネタイズするというのを、意識していきたい。今までは、「お金をいただいてから」マジックショーを行っていた。それを、「マジックショーを行ってから」お金をいただく。に変えるのか、マジックショーを行うが、お金はいただかず、別のタイミングやサービスで、マネタイズするのか。その都度、考えていけるようになりたい。
⒊ネタバレを行う
西野さんは、「えんとつ町のプペル」を全編無料公開している。これは、当初「大バッシング」を受けていたが、結果的には「えんとつ町のプペル」を32万部売ることなった。
ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。
という目次があるが、まさしくその通りだと思いました。有名なマジシャンを観に行くのは、「テレビで観たあのマジック」を、目の前で確認するためですし、お客様が喜ぶのは、自分が知っているテレビで観たマジックを再現した時だ。もちろん1人のパフォーマーとして「他人のマジック」をそのまま行うのは避けたいので、自分のマジックを、SNSなどで「どんどん」ネタバレしていこうと思う。
田島のつぶやき
西野さんは、こんなことも述べている。
肩書きを変えることで炎上してしまう(「肩書きは1つに絞れ」という)世間の風潮が、職業に寿命がやってくる、これからの時代を生き抜く上で極めて危険だ
これは、わたし自身もいつも感じて生きてきた。「ああしたい」「こんなことがしたい」とアイデアを出してやってみようとすると、決まってこう言う人がいたからだ。
「お前は何がしたいんだ?」「やりたいことは1つに絞れ」「ブレてるよな」
こんな感じだ。西野さんも同じようなことを言っていたと思うが、そんなことを言う人は「現代のパラダイム」に対応できていない「化石人間」だ。自分はそうならないようにしたい。
最後に
「ニュースを出すな。ニュースになれ。」
ということを、心がけたい。スティーブ・ジョブズも、製品にヘッドラインをつけ、プレゼンテーションで何度も繰り返すことで、それをニュースにした。西野さんのこの一言を胸に刻み、自分もそれくらいの男になるために努力を重ねていきます。