一言感想
とにかく役立つノウハウが満載で、とても面白い!
この本を読む目的
わたしがこの本を手に取った理由は「単純明快」です。
《より速く、よりわかりやすく文章を書く》
ためです。ですから、その目的によって本を読み込んでいくことにしました。目次を見てみると気になる個所を見つけました。
- 説明にスピードが求められる時代になった
- ターゲット思考
- 透明ルート標識
- 脳内ナビ・ワード
- 無意識クラクション
というわけで、その辺りを中心に読み込みました!
説明にスピードが求められる時代になった
わたしは「なぜ」速く伝えなければならなくなったのか?その時代背景を知ることがこの本を読んでいく上で最も重要だと思いましたので、しっかり読むことにしました。
読んでみると・・・
情報化社会となって、情報の行き交う「スピード」も「量」も格段に上がったからだということでした。そして、これからもどんどんと速くなっていくことは皆さんもご存知の通り明白でしょう。わたしもまさしくその通りだと思いましたし、そんな時代にマッチした内容の本を出されていることに感服いたしました。
ターゲット思考
ここでは自分のターゲットの見定め方を知りたかったのですが、ターゲットに刺さる言葉の選び方が開設されていました。説明を速く的確にするタメには「誰に伝えるのか?」が重要だということですね。
すぐ実践したくなる内容でしたので、ツイッターで呟いてみました!
これから重視して使っていきたいのは。「相手と同じ言葉を使う」というところ。コピーライターさんは女性に刺さる文章を書きたいときは、女性誌を大量に購入して気になるワードをかたっぱしから集めて、精査して使うそうです。自分もそれくらい本気でやらねば!と感じますね。
「透明ルート標識」「脳内ナビ・ワード」「無意識クラクション」
これは、ノウハウがイメージしやすいワードで、必殺技のごとく使いたくなりましたね。たとえば、透明ルート標識だったら目には見えないけど相手がイメージしやすいような「流れ」を作って伝える方法で、その具体的な方法が6つほど解説されていました。
その他も、さっそくツイッターにて使ってみました↓
やっぱり反応率が全然違いますね。しかも、ご本人からも褒めていただきました!
しかし・・・
改善の余地があるな!と思ったので改善してみました。↓
この本は、極上のフランス料理だ。
たくさんの経験によって、洗練された言葉が刺さる刺さる!
章ごとに入るコピーは、大きなお皿にちょこんと乗るフレンチみたいに
小さいのに濃厚で芳醇。
控えめに言って、極上だ。
どうでしょう?少しは、良くなったかな?
おわりに
先日、わたしが入っているオンラインサロン「ウェブ心理塾」にて、本を出版したい人を対象に行われた「出版セミナー」に参加してきました。
大阪在住のわたしですが、自分に「自分は出版する人間だ!」と言い聞かせるために、東京まで出向き「5時間半のセミナー」を受講しました!
そこで、毎年行われる企画書コンペで見事出版を決めて2日後には、書いた本が「配本」されるという「コピーライターの中村圭さん」がスペシャルゲスト的に登壇されたのをキッカケに「説明は速さで決まる」を手に取ることになりました。
結果、すごく良い本に出会えたと思っています。
ノウハウとしては、ベストセラーである「伝え方が9割」を彷彿とさせるもので、既知の内容が多かったですが、この「説明が速さで決まる」の方が実践したくなる仕掛けが多く、すぐにノウハウを使いました。
つまり、とても再現性の高いノウハウで、読者が実践するところまで想定して書かれてある「最高の指南書」と言えるでしょう!
中村圭さんの「説明は速さで決まる」コミュニケーションに悩んでいる方、文章が上手くなりたい方に、オススメの本でした!