物事がうまくいかない最大の理由は…
「情報不足」だと感じます。
私の「筋トレ」を例にお話します。痩せていることを気にしていた私。数年前から筋肉をつけて体重を増やそうと「筋トレ」を頑張っています。当初は「筋トレ」をすれば、自然と体重は増えていくものだと思っていました。
しかし、全くと言っていいほど増えないのです。
これはトレーニング方法が悪いのだと思って、あらゆる方法を学び、ジムにも通うようになりました。しかし、それでも体重が増えません。
なかなか増えない体重に頭を悩ませながら、いろいろと情報を集めました。すると、食事の量が足りていないことが分かりました。正直、自分では、かなり食べているつもりだったので驚きの事実でした。
私が体を大きくするためには「1日120g以上」のタンパク質が必要だったのです。はっきり言って、この量を食事だけで摂るのは、かなり苦しいです。簡単に言えば、たまごを1日15個くらい食べる計算です。
スーパーで10個入りを3パック買って、それを2日で使い切る計算です。いやはや、おそろしい…笑
とはいえ、これがスゴく大切でした。
たかが「タンパク質をたくさん取る」という情報です。専門的にいえば「閾値を超える」必要があったということですかね。その情報がなかっただけで、ほとんど体が大きくならなかったんです。
しかし、それを知ってからは成果の出るスピードがすごく早まりました。
ここ半年ほどで、60kgだった体重が「67kg」まで増えたのです。
もちろん、筋肉だけでなく脂肪もたくさん増えていますが、かなりの体重増加をすることができました。それによって、改めて「情報収集」の大切さを学びました。そして、うまくいかない時は「情報不足」を疑うべきだということが分かりました。
そうして、当初の目標であった「68kg」という体重が目前となりました。それも、あと1ヶ月ほどで達成できそうです。なので、次の目標は「65kg」まで筋肉量を減らさずに脂肪を落としていくことです。
これまでは「増やす」でしたが、今後は「減らす」にシフトチェンジしていくことになります。なので、二の舞にならないよう、しっかりと情報収集をして臨みたいと思います。
最近、『孫子の兵法をマンガで3時間でマスターできる本』を読み、「孫子の兵法」について学びました。「孫子の兵法」とは、戦国春秋時代に書かれた「戦の戦術書」です。
そこでは「戦わずして勝つこと」がモットーとされています。そして、そのために大切なことは「情報収集」だと説かれています。言いかえれば「無理せずに目標を達成する」ために必要なことが「情報収集」ということですね。
例えば、私の「体重増加」という戦いに当てはめて考えてみましょう。
「タンパク質を120g以上取ればいい」という情報を得ることで「プロテインドリンクを1杯多く飲む」という明確な行動指標ができます。そして、その「小さな努力」が勝利に貢献したことが分かります。
現代では、多くのビジネスマンが『孫子の兵法』をマネジメントの本として愛読していますが、ビジネスから私のトレーニング、はたまた人間関係に至るまで、普遍的な戦略が書かれていますので、すごく有益な本でした。
ぜひ、みなさまもご自身の「戦い」のために、情報収集をしてみてはいかがでしょうか？
