新年のあいさつと年賀状について

日記

年の瀬になると新年のあいさつが気になりだします。

誰かが決めたルールやマナーというのが
わたしは、ものすごく苦手で義務感を感じて
やる気がしなくなりますし

天の邪鬼な性格も相まって…

「普段から感謝の気持ちを伝えたり
大切に思う人とは挨拶を交わせばよい」

と考えています。

正直なところ頭の中をすこし圧迫するので
ストレスですし早く手放したいと思っています。

ですので、例年すこしでも早く
世間様の年末年始の雰囲気から抜け出そうと
1日はやい「新年のあしさつ」を
SNSを通して行っております。

もちろん、年賀状というものは
一切、書きません。

念のために、年賀状に対する私の考えを言わせていただけば
「時間、お金、労力のムダ遣い」だと思っています。

なぜなら、SNSが年賀状の役割を
無料で代替わりしているからです。

そもそも年賀状は関係の薄い人に対して

「忘れてないよ」
「これからも仲良くしてね」
「なにかあれば助け合おうね」

という意味合いが強いと思います。

つまりは、それはSNSで充分にできることです。

それも1度の投稿で繋がりのある人
すべてに行き届きます。

(年賀状を買ってきて、今年はどんなデザインで
どんな写真にして、この人へのメッセージはこうで…)

というような、時間もお金も労力も節約できます。

そもそも論を言えば、普段から会社員で忙しく働かれている人は
せっかくの連休を関係の薄い他人に使うより
関係の濃い人に全力投球したほうがいいと思っています。

つまり、普段はできていない家族団らんのひと時を
全力で楽しむべきだと思います。

あまり「べき」という言葉は使いたくないですが

楽しむべきなのです。

いつもは、しっかりと見ない
家族の表情や声に目や耳を向けるべきだと思うのです。

それができていないのに
ただなんとなく、みんながやっていることに迎合して
忙殺されるなんていうのは、とてももったいないと思うのです。

いま一度、「いつもやっていることだから」を見直して
自分の現状を振り返り、大切なものを見つめてみる。

年末年始をそんな時間にできたら最高だと思っています。

ということで、私は年賀状は送りませんし
個別に年始の挨拶をするのは、ごく限られた人のみになります。

歳を重ねるごとに、こういった意識がどんどん強まっており
幸いなことに、こういう意識を持って人付き合いをしていると

「私に会ってくれる、時間を割いてくれるということは
すごく大切にされているんだなと感じて嬉しい」

という言葉をいただくようになりました。

自分の大切なもののために時間を使う
その意識が大切だと感じている2020年の年末でございます。