世界一やさしいブログの教科書1年生 染谷昌利〜ブログの基礎を学ぼう!〜〔書評〕

書評

どんな本?

  • 「ブログとは?」
  • 「ブロガーの成功事例は?」
  • 「どう運営したらいいの?」

という質問すべてに答えてくれるのが本書です。

これからブログを始める人に向けての「基礎知識集」と言えるでしょう。

一言感想

メインメッセージがわかりやすい!

重要なポイント

一言感想の「メインメッセージがわかりやすい!」というのはブログにおける絶対条件

「継続」

という言葉が繰り返し述べられることにあります。これこそが「最重要」ポイントですね。

活用したいスリーポイント

  • Google アナリティクス
  • ストック型記事
  • 発信力
Google アナリティクス

ブログの運営では、アクセス数などのデータの分析を行うことのみが「フィードバック」となります。フィードバック無くして「成長」はありません。その分析を助けてくれるのが「Google アナリティクス」というGoogleのサービスです。より良い記事を届けるために「Google アナリティクス」の活用は欠かせませんね。

ストック型記事

記事には、旬の情報を扱う「フロー型」と長い期間必要とされる普遍的ノウハウを扱う「ストック型」の2種類があります。

「フロー型」は、SNSとの相性が良く、「ストック型」は、検索エンジンとの相性が良いようです。

「フロー型」は、一過性のアクセス数アップは期待できますが、継続的なアクセス数アップは望めません。ですので、少しずつのアクセスでも継続的にアクセスの得れる「ストック型」の記事を意識して書いていきます。

この「書評」も「ストック型」ですね。

実際には、両方組み合わせて「アクセス数」を上げるのが「定石」ということです。

発信力

最終章「最強のブロガーになる方法」に書かれてあります

「発信力は人生における武器」

という言葉に深く共感しました。

これからのAI時代において、情報の行き交うスピードが益々上がっていきます。4Gから5Gに変わり「通信速度は100倍」になるそうです。そうしたときに「情報発信」するということがさらに大きな価値を持つようになるでしょう。そこで言われているのが「発信者」と「受信者」の二極化が生まれるだろうということです。

これは、社会格差における「富裕層」と「貧困層」と全く同じ意味をなします。つまり、「富裕層」は「発信者」、「貧困層」は「受信者」という二極化が生まれることになります。

すでにこの二極化は始まっていて・・・

ただ「スマホ」を見続けている「受信一方」な人々(いわゆるYouTube世代)と、その「コンテンツ」を「発信し続ける」人々(対比するならYouTuberですね)が良い例ですね。

こう見るとどちらが良いが一目瞭然でしょう。

自分自身が、この先の未来「食いっぱぐれない」ように、今から「情報発信者」になっておく必要があると思います。

田島のつぶやき

この本は、一貫して「とてもシンプル」です。

ですので、特別変わったことは書かれていません。しかし、だからこそ本書で紹介されている「当たり前」ともいえる「シンプル」なことを、どれだけ「実践」していけるかがブログを成功させる大きな鍵となると思いました。

最後に

  • これからブログを始める人
  • 始めてみたけど行き詰まっている人
  • 「好き」を仕事にしたい人

そんな人たちに「オススメ」の1冊です!

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『世界一やさしいブログの教科書1年生』染谷昌利著