メモが流行りだした今だからこそ、こだわりを話す

書評

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

はじめに

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

わたしは、19歳の頃からノートを取ることを習慣にしました。もともと自分の考えをノートに書き出すのは好きでしたが、真剣に取り組み出したのは、ちょうど社会に出た頃でした。

そこから、もう6年が経とうとしています。

ノートの取り方も、ノートのサイズも、ペンの種類も色も、こだわってきました。いまの形に落ち着いてかなり経ちますが、世間で流行り出した「メモ書き」それに流されないように、さらに自分自身の学びを深めるため、再度自分の「ノート術」「メモ書き術」を見直そうと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

懐かしのルーズリーフ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一番最初にわたしがノートをつけ出したのは、メンタリストのDaiGoさんに感化されてのことでした。ですので、当初DaiGoさんが勧めていた「A4ノート」にしようと思い、整理が好きなわたしは「ルーズリーフがいいんじゃないか?」とA4サイズのルーズリーフを手に取ったのを覚えています。

実際に使ってみると、真ん中のリングがとてつもなく邪魔で、すぐにやめたこともいい思い出です(笑)

そのころは、箇条書きスタイルが多かったです。

なんとなく漠然と、要点をメモしていたように思います。あとは、DaiGoさんがニコ生で話していた「3ワード読書ノート術」という方法で「読書ノート」もつけていました。

これは、読書で得た知識の覚えたい部分のキーワードを3つだけ書き出して、ページ数もメモしておくやり方で、読んだ本を記憶するのにとても役立ちました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

発展するノート術

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そこからノートを書くことにハマり出して、次は「マインドマップ」にハマるようになります。マインドマップにハマったときは、関連書籍を読み漁り、カラーペンをたくさん買って、カラフルに絵まで描いて、ノートを取っていました。

今思えば、ここでノートを取る楽しさを体感したのだと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ビジネスマンに憧れる日々

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

優秀なビジネスマン像、というのが小さい頃から頭の中にあって、ずっとその言語化されない漠然とした「優秀なビジネスマン」とやらに憧れて無我夢中で学んできたように思います。

その過程で出会ったのが、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」

ここで紹介される、A4コピー用紙を横書きにして、タイトルと日付、本文を3、4行だけ書いて、1ページ1分で大量にメモを書き出すやり方にハマって、100円均一でバインダーを買って、A4コピー用紙を大量に挟んで持ち運んでいたことがありました。

もちろん、友達には馬鹿にされましたが、それもいい思い出です。これがまた大量に書き出すことの楽しさも教えてくれました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大量に書くと恍惚感を得れる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大量に頭の中の情報を吐き出すといえば「ブレインダンプ」というノート術があります。こちらは、1つのお題に対して、頭の中にあるワードをノート一面が埋まるまでひたすら書き尽くす。というもので、これに1ワード3秒と制限を設けて、言葉が出てこなくなるまで必死に書くと、やり終わったあとに何とも言えない「恍惚感」が脳みそを支配してくれます。

この快楽は、どんな遊びよりも秀逸で、わたしを世俗的な「遊び」から遠ざけてくれました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大谷翔平ブーム

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

実はわたしは、大谷世代。まったくの同い年です。彼が学生時代に目標を書いた「マンダラチャート」が秀逸だと、頻繁にニュースになったことがありました。

このマンダラチャートとは、9マスの正方形を用意して、その真ん中に主題を決めて書き、それに関連するワードを周りの8マスに書き出して内容をまとめるというもの。そして、その周りの8マスに書いたものをまた別のマンダラチャートの主題として、さらに深掘りしていくもの。

マンダラチャートもすこしは試したのですが、正方形のマスを作るめんどくささと、まとめるのも広げるのも「マインドマップ」のほうが秀逸だと感じたのですぐやめてしまいました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ノートのサイズと種類

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ノートは、罫線派、方眼派、無地派に分かれると思いますが、わたしは罫線も方眼も無視して書いてしまうので、それなら「無地の方が見やすくていいや!」ということで無地に落ち着きました。

サイズは、「思考の大きさは、ノートの大きさだ」とどこかで聞いた気がしていたので、手に入りやすく、まだ扱いやすいギリギリのサイズ「A4」で落ち着きました。

暫定的に、ベストなノートは「紳士なノート(A4無地)」

となりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ペンもこだわった

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

はじめは、シャープペンシルから入りました。太さにこだわりましたが、芯が折れるストレスとノートの字がスレて汚れるストレスから、ボールペンになりました。ボールペンも油性から水性、ジェットストリームといろいろ試しました。そこで、いまでも使っているのが赤羽雄二さんが使っている水性の青ボールペン「パイロットVコーン」めちゃめちゃスラスラ書けるので、頭のスピードに負けないで書けます。

メモ書きが習慣化した人の問題は、頭に筆がついてこなくなること。手で書いていては追いつかなくなるんですよね。その悩みが少しでも緩和されるとなると、大幅に生産性が上がりますね。

実は、万年筆を使っていたこともありますが、ズボラなわたしはインクの補充がめんどくさいので、やめちゃいました(笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まとめ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・「箇条書き」「DaiGo氏のノート術」「マインドマップ」「0秒思考ノート術」「マンダラチャート」「ブレインダンプ」といろいろなノート術を使ってきた。

・いまは、それらを複合的に自由に使っています。

・ノートの取り方はフリーダム。「白紙に大胆に」がモットー。

・アピカの紳士なノートA4無地、パイロットVコーンが愛用品

・これをいつも持ち運んでいる。

・これをミニマルにしたいと思っている←今ここ(笑)

というわけで、次回は「持ち運び用ノート」のミニマル化について書こうと思います。メモ書きをこれから始める方や、最近始めたよ!という方に、すこしでも参考になればと思います。

以上。(書くって楽しいなあw)