はじめに
19歳で結婚してから、もう6年が経ちますが、1度も夫婦喧嘩のないミニマルなマジシャン田島です。
わたしがこの話をすると決まって
「え、信じられない…」
「ケンカしないなんて逆にダメなんじゃないの?」
「なんで?どうしてるの?」
と聞かれることが多いので、今回は既婚のみなさんに「ケンカしないコツ」をお伝えしたいと思います。
男女脳には性差がある
わたしが嫁とケンカにならないのは、前提として「あること」を知っているからです。
「察しない男説明しない女」
このタイトルを聞いたことのない人は少ないのではないでしょうか?この本がベストセラーになり一世を風靡したのは、記憶に新しいですよね。
上記した「あること」とは、「察しない男説明しない女」で解説されていた「男女脳の性差」のことです。
性差があるというのは「考え方のプロセス」がそもそも違うということ。それを知るだけでも随分とケンカがなくなると思いますが、具体的にどういう違いがあるのか解説していきましょう。
言ったままの男と遠回しな女
1つ例を挙げてみましょう。
男性が女性に「お茶いれて」と言ったとしましょう。
もうこれはまさにこのままです。お茶が飲みたいからお茶をいれてくれと言っています。しかし、女性の場合「お茶いれて」と言ったときは別のことを考えているのです。具体的には…
「本当は、ドリップコーヒーが飲みたいけど自分で作るのは、面倒だしなあ」
「かと言って、お願いしても“自分でいれろよ”と言われそうだし」
「お茶くらいならいれてくれるかな?」
からの…
「お茶いれて」
なんですね(笑)ですから、ここで男性が「お茶くらい」を渋ってしまって「自分でいれろよ」なんて言ってしまおうものなら女性は…
「わたしは気を使って、お願いしているのに!」
と怒らせてしまうのですね。しかも、女性は脳幹が太く右脳と左脳の連携が活発なので、別の記憶も同時に引っ張ってきてしまいます。
「わたしは、いつも文句も言わず飲み物入れてあげてるじゃない」
「この前も、お願いしたこと断ったよね」
「なんで?わたしのことが大切じゃないのかな?」
「こんなことで、これからもうまくやっていけるかな?」
となる可能性もあるのですね。女性は、今目の前のことに悲しみを感じながら、過去の記憶から怒りを引き出し、未来のことに不安を覚える。そんなことが往々にしてあります。
男性が言い放ったちょっとした一言で、女性が涙してしまう理由がこれで分かった男性も多いのではないしょうか?
解決策
ハッキリ言って男女間のケンカは男性が原因であることが多いと思っているので、かなり男性が女性を理解できるように解説が偏ってしまったのですが・・・
実際には、おそらく女性が感情的になるがあまり収集がつかなくなってしまうケースも多いと思うので、お互いの歩み寄りが必要だと思います。
ですので、具体的には・・・
女性は、「考えすぎだったかなっ」とあまり深く広げて考えないようにして、男性に他意はないことを理解するのが良いでしょう。
男性は、逆に少しだけ「別の意図があるのでは?」と広げて考えてみるクセをつけてみましょう。
そうすると、お互いに「些細なこと」でイライラすることも減り、より快適な夫婦生活を送ることができるのではないでしょうか?
最後に
わたしは、小さな頃から父は仕事で家を空けることが多かったので、母と会話することが多い環境で育ってきました。なので、どうしても考え方が女性寄りです。おそらく、幾度となく察しの悪い父の話を聞いてきたことが原因でしょう(笑)
しかし、男性は「論理的に理解するための知識」を持ち合わせていなければ、いくら考えても分からないのです。それは、男性脳であり論理思考の強いわたしもよくわかります。
ですから、女性には「論理的に理解する知識」の提供を男性に対して行って、お互いが歩み寄れるようにしてほしいと思います。
互いが愛を持ち寄り、理解しようとする。
そんな気持ちを継続して持てれば、幸せな生活を送レルことは間違いないでしょう!