日常には「気づき」が溢れている。
普段あまり音楽を聴かない私だが、珍しく「Amazon Music」で「懐メロ」を流していた。そこで流れてきたのが「DREAMS COME TRUE」の『何度でも』だ。
この曲が「チャレンジ」の歌であることは言うまでもない。チャレンジする人の「考え方」において、すごくいい気づきがもらえるのだ。
有名なサビの部分「10000万回だめでかっこ悪くても、10001回目は何か変わるかもしれない」ここには「膨大な数の努力」が見える。さらには「常に自分を信じて行動する」姿勢まで持っていることが分かる。これが「チャレンジ」において、大切であることは誰もが知っているだろう。
そして、歌の最後に「明日が、その10001回目かもしれない」と締めくくられている。つまり、「10000回」というのは「比喩的なもの」だと分かる。そして、杓子定規に「数」にこだわっているわけではないことも分かる。
多くの場合、具体的な行動に落とし込んだ場合「細かな数字」に囚われてしまいがちだ。しかし、そうではなく、もう少し「抽象的」に方向性を捉えて、行動をする必要があるということを教えてくれる。
私もそうだが、ついつい「極端な思考」になりがちだ。なんとも日本人らしいと言えば、日本人らしいのだが。
そういった杓子定規な考え方を手放し、抽象的な概念をうまく使ってチャレンジを続ける。その大切さを教えてくれる1曲だ。ただのバラードではないと改めて感じた次第である。