ついつい、スマホゲームやSNS、動画の視聴に時間を奪われてしまって後悔したことがある人も多いでしょう。しかし、それは「あなたのせい」ではありません。「便利すぎるスマホのせい」なのです。今回は、しつけのなっていないスマホをしつけて自分に最適化する方法をお届けします。
顔認証をやめる
ただ、なんとなくスマホを手にして、気づいたら1時間もゲームをしていた。という経験がある人は多いでしょう。そんな人は、スマホにロック解除法を叩き込みましょう。
iPhoneユーザーは顔認証を使用していると思います。これは、便利すぎます。少しiPhoneを傾けるだけで、持ち主を認識してロックを解除してしまいます。これほど簡単にロックが解除されては、利用時間が増えるのは当たり前です。
ただちに、設定から顔認証によるロック解除をオフにしてください。
パスワードを8桁以上にする
顔認証をオフにした人は、ロック解除にパスコードを設定しましょう。4桁から設定できますが、必ず8桁以上に設定してください。そうすることで、ロック解除に手間がかかってスマホの使用が面倒くさくなります。これにより必要のない時の使用を避けることができます。
アプリに使用制限をかける
iPhoneのスクリーンタイム機能を使って、アプリ全体の使用制限をかけましょう。慣れないうちは「すぐに使用制限がかかる → 使用制限を解除して使用」を繰り返すと思いますが、不便さに疲れて、次第に使用時間がどんどん短くなります。
LINEにパスコードを設定する
「こいつは浮気でもしているのか?」とパートナーに疑われるくらいに、パスコードと使用制限をかけまくりましょう。
それは冗談としまして、現代では「繋がりすぎ」が問題視されています。メッセージを送れば、スグに、必ず、返ってくるものだと思っている人が多いようですが、返信する意思もタイミングも相手次第です。イヤなら返さなくてもいいのです。相手に行動を強制するような社会に疲れてしまった人も多いのではないでしょうか。
LINEの使用をできるだけ避けるためにも、パスコードを設けて不便にしておきましょう。
通知はオフにする
届いたメッセージ、オススメの商品、アプリのアップデートなど、あらゆるアプリが「早く行動しろ!」と行動を急かしてきます。なんと躾の悪いスマホなのでしょうか。
緊急時の連絡以外の通知は切っておき、目の前のことに集中しましょう。そうすることで、友人やパートナーとの会話の質が高まりますし、話したことを忘れてケンカをすることもなくなります。もちろん、集中力が高まるので仕事の生産性も高まります。
スマホケースをフルカバータイプにする
より一層、スマホを不便にするにはケースを変えるのがオススメです。画面を覆うタイプのものであれば、何でもよいと思います。そうすれば、スマホを使おうと思っても「カバーを開ける → 長いパスコードを入力」という流れがあるので、かなり手間になってムダな使用が激減すると思います。
ちなみに、私は「iPhone12 Pro Max」だったので以下のようなスマホケースを使っていました。
スマホはカバンにしまう
これは徹底したほうがよいです。ポケットに入っていると、手を伸ばせばスマホにアクセスできてしまいます。そうすると思いつきでの使用が増えてしまいます。ですから「カバンから取り出す → カバーを開ける → 長いパスコードを入力」というように手順を長くすることが大切です。
またスマホから常に発せられる電磁場の影響も軽視はできません。身体に密着させているのとカバンにしまっているのでは大きな違いになると思います。科学的な根拠は少ないですが、人体に悪い影響は及ぼせど、よい影響があるとは思えませんからね。
最後に
日本人のスマホの平均使用時間は3時間だそうです。平均で3時間ですから、コア層は4時間以上、使用していると思います。私のしつけ方を試していただけると、2時間以下に抑えることができると思いますから、1日2時間以上の節約が可能になります。
「新しく生まれた2時間で何をするか?」と考えるだけで、ワクワクしてきますね。