プロマジシャンを目指す高校生に向けて
お母さんの依頼でコンサルティングをしています。
そこで大切になるのが
相手の頭を整理するための「傾聴力」と「質問力」です。
そして、最も重要なのが
可能性を潰さず、やる気を引き出すための「勇気づけ」です。
これがスゴく難しい。
高校生といえば、学業に恋愛に遊びに
色々なことが忙しい、多感な時期です。
とくにアルバイトを始めると
お金の価値観も変わってきて
どんどん可能性が広がり
好奇心旺盛な子だと
あれもこれもと何でもやりたがります。
ですから、目標とやりたいことのバランスが問題になってきます。
本当は目標のためになることだけをやるほうがいいし
しっかりとトレードオフして必要ないことは切り捨てたほうがいいのですが
自分には見えない若い子の可能性は潰したくないという気持ちもあります。
だからこそ、傾聴や質問によって自分自身で気づいてもらって
それを後押しするように、勇気づけすることで行動に繋げることが
コンサルティングの仕事だと思っています。
加えて、コンサルティングにとって大切なことは
もう1つあると思っています。
それは「依頼を断ること」です。
コンサルティングにとって結果が出ないことは
自分の責任に繋がります。
その場合、明確に行動指標を示しても
行動をしてくれないクライアントだと
コンサルタントがどうあがいても結果が出ません。
そこでコンサルタントのせいにされては困りますから
結果が見込めないクライアントの依頼は
しっかりと断ることが大切だと思っています。
目先のお金に囚われず、しっかりとした判断基準を設けて
限られたクライアントに絞って結果を出し
自分自身の実績にも繋げるのが理想ですね。
今後、自分のビジネスの一環として
コンサルティングが含まれているので
こうして日々の気づきを大切にして
勉強を怠らないようにしていきます。