コロナ禍のストレスを減らす意外な方法

日記

ニュースを見て、あーだこーだ言うのは、本当にやめたほうがいいです。コロナ関しても同様です。先日読んだ『News Diet』の著者ロルフ・ドベリ氏によると、自分が影響を与えられない事柄に関して言及する行為は「学習性無力感」を招き、我々からやる気や行動力を奪ってしまうそうです。学習性無力感とは「どうせダメだから何もしない」という状態ですね。

さらには、『スマホ脳』の著者アンデシュ・ハンセン氏によると、スクリーンタイム(スマホやパソコン、テレビなどの画面を見ている時間)が長くなるほど、うつや不安などの症状が出やすくなるとのことです。さらには、運動不足や睡眠不足にもなりますから、あらゆるメンタル疾患や生活習慣病のリスクを高めると言えるでしょう。

つまり、テレビやスマホでニュースを見ていると、コロナ感染よりも先にメンタル疾患になってしまうのではないかと思います。

「ニュースを見ることで、大事な情報を得ているんだ!」という人は、完全なる自己欺瞞ですので、見直しが必要と言えます。昨今では、より専門性の高い情報をネット検索やYouTubeで見ることが可能です。本当に自分に必要な情報は、能動的に取りに行くことに加えて、自分にできることは何かを明確にしておくことがストレスなくコロナ禍を過ごす方法だと思います。