どんな本?
多い日で1日5〜6件を食べ歩き年間で500件以上、食べ歩くアンジャッシュ渡部さんが書いたいい店の「選び方」と「付き合い方」を詳しく解説した本
一言感想
食への、「情熱」に感動しました!
活用したいスリーポイント
以下に挙げたポイントは、お客として「いい店」を見つけるための「判断基準」ということで紹介されていました。わたしは「飲食店」の運営に活かすために使っていきます。
- 値段
- サービス
- キャッチ度
「値段」・・・適正価格を目指す。
納得できるか?違和感がないか?
が重要ということです。
例えば・・・
美味しくないのに高いのは「論外」ですが、高級で美味しいのに安いのは「納得」できないので、お店が無理をしているんじゃないか?と不安になります。そういった面から気持ち良く食事を楽しめない原因になるので、やはり「適正価格」を見定めないといけないということでした。
「サービス」・・・客を緊張させない。
緊張してしまっては、せっかくのお料理も喉を通りませんよね(笑)お店の環境やスタッフの態度から「安心」させてくれるお店は何度も通いたくなりますよね。
「キャッチ度」・・・キーワードを持つ。
キーワードとなる謳い文句があると、人に紹介しやすいので、足も運びやすいということですね。
個性やオリジナリティを、一言で表す「キーワード」を用意して、キャッチーなお店にして、口コミしてもらいやすいようにすることが、ヒットの鍵ですね!
以上、3点を意識して活用していきます!
田島のつぶやき
ここまで「食事を楽しむ」ということを、追求している人はいないのではないか?
と思いますね。睡眠を削ってでも「食を楽しむ」ココまでの「情熱」を持てることが、凄いです。
自分は、食事といえば「栄養の摂取」であり、「事務作業」のような感覚でいました。その真逆を行く、渡部さんの姿勢に「刺激」を受けました。
多い日だと、1日5〜6件、年間500件、食べ歩いても「太らない」ための方法も、素晴らしい!と思いました。一言で表すなら
「より少なく、しかしより良く」
という考え方だと、思います。(エッセンシャル思考、そのものですね)「なんでも食べ漁る」ではなく「厳選したものをしっかり食べる」素晴らしいですね。
そして、運動は毎日「6000歩」、ジムにも週2日通うそうです。長時間の有酸素は苦手で、大きな筋肉を鍛えることに集中し、基礎代謝をあげることを意識されているそうです。
食が好きで、ぶくぶく太る方は、たくさんいますが、料理をよりおいしく、より長く楽しむために、健康でいることを意識できる方は、数少ないでしょう。
この辺りも、食を追求するためのノウハウとして、とてもタメになります。
最後に
本の随所から、食を「楽しむ」という姿勢が、ひしひしと伝わってくる本書。
わたしはエンターテイナーですから日常からエンターテイメントを意識しています。しかし「食」に関しては、完全に怠っていました!渡部さんのこの姿勢を見習ってこれからは普段の食事から「楽しむ」を意識して取り入れていきます!
というわけで、どんな方にもオススメできる良い本でした。