はじめに
先日、わたしが勝手にメンターと慕う精神科医で作家の「樺沢紫苑」先生の新刊
「アウトプット大全」
を読みました!アウトプット大全とは「どんな本か?」と言いますと、インプット過多をやめて、圧倒的なアウトプット力を身につけ、自己成長し心身ともに健康で豊かな人生を手に入れるためのノウハウが80以上も紹介されている本です。
もちろん、樺沢先生の著書はお仕事柄「科学的エビデンス」が豊富で、再現性の高いノウハウばかりです。
自分を見つめてみた
自己内省してみますと、わたし自身つい1年前までは、読書するばかりのインプットオタクで、アウトプットが足りない1人でしたが樺沢先生に出会い、アウトプットをはじめて自身の大きな変化に気づきましたので、その内容をシェアしようと思います。
わたしが実践したノウハウ
とても効果を発揮したものは、以下の3つです。
- ノウハウ17「つながる」
- ノウハウ38「速く文章を書く」
- チャプター5「7つのトレーニング」
まず、なによりもすごかったのはノウハウの17「つながる」で紹介された
「強い絆の15人と濃い関係をつくる」
というもの。
SNSやLINEの登場以降、24時間誰とでも繋がっている時代。
「繋がりすぎ」
が問題視される中で、本当に大切な人を見極め、濃い関係づくりをすることが大切だと紹介されています。これは、即効性が高く、とても効果的でした。
わたしは、以前から「樺沢塾」「ウェブ心理塾」という樺沢先生のオンラインサロンで、このノウハウを聞き実践していました。そうすると、実践し始めてすぐに・・・
仕事の依頼が増えたんです!
以前までは、自身で仕事を取りに行くか作り出さないと、仕事がなかったのですが、強い絆を通して仕事の依頼が来るようになったのです。さらに、強い絆を通して「たまたま」知り合ったカフェレストランのオーナーに見初められてマジシャンのわたしがカフェレストランに入店して
2ヶ月で「副店長」に就任
することになったのです!
これは、ノウハウの55「企画書を書く」をしていたがために、その話をしてオーナーと意気投合し一緒にお仕事をすることになったのです。つまり、この本で紹介されるノウハウは、それぞれに連携を図ってこそ相乗的に効果を発揮するものだと思います。
このノウハウは個人で仕事をする人にとって最高のノウハウだと感じております。
そして、ノウハウの38「速く文章を書く」で紹介された
「設計図を書く」というもの
実行すると文章を書くのが楽しくなるほで「即効性の高い」ノウハウです。わたしは、ここ1年ほど集中して文章を書いてきましたが、これを実践する前は《1時間かけて1200文字程度の「おもしろくない記事」を書いていました》が、これを実践し始めてからは・・・
30分で1200文字程度の「おもしろい記事」を書けるようになりました!なぜ「おもしろい」「おもしろくない」を判断できるのかは後述します。
最後は、トレーニングの章で紹介されるノウハウ
「読書感想を書く」「情報発信する」「ブログを書く」
というもの。これらをはじめて、わたしに何が起きたかというと
- 「わざわざ、会いに来てくれる人が増えた!」
- 「友人から仕事の相談を受けるようになった!」
- 「好きな作家さんから食事会に招待された!」
上記した3つは、わたしに大きな喜びを与えてくれました。いままで、わたしに「わざわざ会いに来てくれる人」なんて、ほとんど、いなかったのですが・・・
「ブログを見て、いつもすごいな。会いたいな。と思っていたんだよ」
と言って、わたしが運営するBARまで足を運んでくれる人ができました。そして、最近になって「いつもブログ読んでいるよ」と言ってくださり応援してくれる人もできてきたのです。つまり、文章の質が上がり、おもしろい記事が書けるようになったのです。
こんなに嬉しいことはありませんね!
そして、現在24歳のわたしは同世代では珍しくマジシャンとして個人でお仕事をしていました。いままで、まわりの目は「どうせ上手くいきっこない」「必ず失敗する」そんなものだったと思います。
しかし、最近になって上記のようなアウトプットを繰り返していると、友人から
「いま、友達と一緒に事業を起こそうと思ってる。相談に乗ってくれない?」
という連絡がきました。
自分を変えることはできても、他人を変えることはできない
という言葉を1度は耳にしたことはあると思います。心理学的にも、これは正しいようですからまわりの見る目が変化するというのは、とても大きな変化ですよね。
これは、自分が大きく変わることで他人にまで影響の輪が広がったのだと思います。
最後の極め付けは、ブログで「読書感想(書評)」をアップしたことで、優秀賞をいただき
樺沢先生から食事会に招待してもらえたのです!!!
どれも実践(アウトプット)してきたから変わることができたと、実感していますし、なによりも、アウトプットが楽しい(エンターテイメント)を作り出してくれていることで、マジシャンとしてエンタメを謳歌する人間になれているかなと思っています。
さらに実践していきたいこと
これからもアウトプットをするためにアウトプット大全を読んで、さらに実践していきたいことをいかに上げていきます。
- 「フィードバックする」
- 「なぜを放置しない」
- 「ほめる」
- 「フィードバックする」
これは、もちろん現在も行っていますが樺沢先生の
「アウトプットしてフィードバックしないのは
トイレに行って水を流さないようなもの」
という言葉に痛く感銘を受けましたので、これからもより一層、意識していきたいと感じました。
「なぜ?」を放置しない
日常の疑問を放置せずに、答えを考えることで「気づき」が生まれて「脳内に変化」が起きて行動をすることで、「現実が変化」する。それを意識し、子供ができても子供の「なんで?」に対して「なんでも!」と答える親にだけはならないようにしたいと思います。
ほめる
現在は、マジシャンでありながら飲食店の副店長でもありますからノウハウの「ほめる2」で紹介されていた「ほめシート」を実践しようと思います。どんな効果があるのか楽しみです。
以上が、実践した効果とこれからの課題です。
アウトプット大全では、他にもたくさんのノウハウが紹介されていました。とくに「目を見る」や「議論する(3)流れを予想する」はマジシャンのわたしが実践しているノウハウでもありアイコンタクトで観客の集中力を保ったり先を読むことでショーを思い通りに運んだりできるようになる効果的なノウハウだと自信を持ってオススメできるものです。
ですので、「自分を変えたい!」と思う人には、ちょーぜつ!オススメの1冊です。