なんだか満たされない毎日を解消する3つの方法

日記

最近ではSNSで芸能人のスキャンダルに激昂する人を目にしますし
コロナ禍以降、自粛警察という言葉まで生まれました。

私が思うに、こうした目立ったものに限らず
関係性のうすい他人を批判する人をよく目にします。

それらの特徴をひと言で表すなら

【自分の人生を生きていない】

ということでしょう。

上記したようなことが「自分の人生においてスゴく大切なんだ!」
というような人は、恐らくいないでしょう。

また、そうした人の心理的特徴は
先日のツイートの通りだと考えています。

では、どうすれば他人を批判するばかりの
満たされない毎日を解消できるのでしょうか?

私の考える方法は以下の3つです。

  • 自分の課題と向き合う
  • 情報は自分で選べると知る
  • ポジティブに着目する

それぞれについて軽く解説したいと思います。

自分の課題と向き合う

アドラー心理学における「課題の分離」という考え方は
ご存じの方も多いでしょう。

自分の課題とは、自分でコントロールできる問題です。

例えば、芸能人の不倫は自分でコントロールできないので他人の課題です。しかし、芸能人の不倫に対して不快に思う自分の感情はコントロールできますから自分の課題だというわけです。

他人の課題に口出しをしても自分の不快感が解消されることはないでしょう。

しかし、「なぜ、不快に思うのだろう?」と考えることで自分の課題と向き合うことになり、パートナーに浮気をされた経験があったからだと気づくかもしれません。

そうすると、いつまでも過去の出来事に縛られている自分に気づくことができて、今この瞬間にある大切なことを見失い、自分の人生を生きていないと分かります。

そこで初めて本当の問題に気づき
今の大切なことに集中することができるようになるわけですね。

このように自分の課題と向き合うことで
自分の抱える問題を解決していくことが
自分の人生を生きることに繋がることは明白ですよね。

自分の課題という言葉が分かりづらければ
「自分にとって重要なことって、なんだろう?」
と考えるとよいかもしれません。

このノウハウに関しては私の以前のブログが参考になるかもしれません。
➡「悩みを減らす最も簡単な方法

情報は自分で選べると知る

自分の課題を明確にしたら
それ以外の情報は自分の人生にとってムダだと気づきます。

つまり、自分の課題を解決するために必要な情報だけを
選んで能動的に収集していくことが大切です。

先ほどの芸能人の不倫の例を考えてみましょう。

芸能人の不倫を目にしたのはどこでしょうか?
おそらくテレビまたはSNSですよね。

つまり、それは自分で選んで見ていたことになります。

もし、ここで

「芸能人が不倫なんてするから悪いんでしょ!」
「ニュースで見ちゃうじゃない!」
「わたしのせいじゃない!」

と怒ってしまうのであれば、先ほどのノウハウに戻って
自分の課題と真摯に向き合い、自分にできることをよく考えてみてください。

つまりは、自分で見る情報は自分で選ぶことができます。

ニュースで見る時事ネタは人と話すときに大切だと言うなら
ネットで知りたいタイトルのものだけ選んで読めばいいですし

天気を確認するために毎朝テレビをつけてニュースを見るのだと言うなら
スマホで天気アプリだけ確認すれば1秒で済みます。朝の貴重な時間も節約になります。

もっと言えば他人に合わせてみるくらいなら
テレビは見なくても人生に何の支障もありません。

クドくなりましたが…

自分がどうしても欲しい情報だけを取捨選択すればよいのです。

例えば、仕事で部下の指導に困っているなら
部下の指導について書かれたビジネス書を1冊買って読めばよいでしょう。

コロナについても同じです。

毎日テレビで報道される感染者数を見るのはやめたほうがいいです。
陽性者と感染者の違いも分からない人が一緒くたにして報道していますし
偽陽性も含まれることを考えれば、報道が正確ではなく不安を煽るだけのものだと気づくでしょう。

感染症対策について自分ができることを調べるだけで十分です。

もし、周囲に感染者や濃厚接触者が出た場合には
そのときに必要な情報を調べればよいですし
保健所の人からの指示があるでしょうから問題ありません。

ポジティブに着目する

最初に記載した「芸能人のスキャンダル」「コロナの自粛警察」「他人の批判」
どれもネガティブな側面に着目した結果生まれた負の感情に起因していることが分かります。

ベストセラーの『FACTFULLNESS』で解説されていましたが
人間には「ネガティブ本能」というものが備わっています。

つまり、意識せずともネガティブなことに反応してしまうようにできています。

ですので、ネガティブに反応してしまうのは当たり前のことであり
自分を責めるようなことではありません。

しかし、そこで過剰に反応してしまって、SNSで芸能人を炎上させたり
同僚の悪口を言いふらすようなことをするというのはよくないことですよね。

なぜなら、自分の中のネガティブな感情を強化することに繋がり
より一層、不快な思いをすることになるからです。

ネガティブな面ではなくポジティブ面に着目していれば
自分の人生を生きることに繋がります。

例えば…

この芸能人は不倫という悪いことをしたけど
関係のない他人にまで非難されることを承知で謝罪している。

すごい勇気と決断力だな。

自分も失敗をしたときは
非難されることを恐れずに誠意を持って謝ろう。

というように考えることができます。

はたまた…

コロナでいろいろ規制がかかって大変だけど
自分ができるだけの感染対策は全てできた。

そういえば、コロナのおかげで家で過ごす時間が増えたな。

その時間を有効活用するために
やりたいと思っていた読書や勉強を始めよう。

というようにして、ネガティブなこともポジティブな側面を見ること
自分の課題と向き合って行くことが可能です。

まとめ

以上の3つのノウハウを実践すると
自分の抱える課題の多さに、人生という時間の短さを実感すると思います。

「そんなことはない!」
「自分はこのままでいい!」
「時間は惜しくない!」

という人には知っておいてもらいたいことがあります。

自分らしく生きらていなかったと後悔し
人生という時間があまりにも短かったと気づくのは死ぬ間際になってからだということです。

ブロニーウェアという看護師が死ぬ間際の末期患者にアンケートを採ったところ
最も多かった答えが「もっと自分らしく生きればよかった」というものだそうです。

そして5番目には「もっと幸せを求めればよかった」とあります。

つまり、どうでもいい他人のことばかり気にして、顔色をうかがい
自分や自分の大切な人たちとの幸せを蔑ろにしていたと、死の間際になってやっと気づくのだそうです。

誰と過ごして、誰のために時間を使うのかを考えた時
それはどうでもいい他人なんかではなく
自分の大切な人と過ごし、大切な人のために時間を使うべきですよね。

そうすれば、どうでもいい芸能人のスキャンダルに一喜一憂することもありませんし
職場の同僚など関係性のうすい他人の愚痴を言うヒマもないと気づきます。
スマホゲームにハマって、ドーパミン中毒にされることもありません。

わたし自身は、「悩みを減らす最も簡単な方法」の記事に書いたように
自分の課題を書き出してから、世俗的なことが気にならなくなりました。

自分の課題と向き合えているので
他人に余計な口出しをせずに済むようになっています。

人間関係も仕事の環境も、どんどんよくなっていくでしょう。

それは自分の課題と向き合い1つずつ解決していっているからに他なりません。

もし、この長文にお付き合いいただけたのであれば
ぜひ実践して【自分の人生】を生きてほしいと思います。