『頭がいい人の読書術』尾藤克之[書評]

書評

「10分で1冊読んで
30分でアウトプットする」

アウトプット重視の読書術が学べる1冊でした。

・頭の中で音読しない
・タイポグリセミア現象を使う
・パレートの法則を使う
・制限時間を設ける
・読み飛ばす

など、1冊を10分で読む秘訣が満載です。

私は今までに20冊近く読書術の本を読んできたので
すでに実践している内容がほとんどでしたが
それでも学べるところは多くありました。

とくに「20:80の法則」として知られる「パレートの法則」を当てはめて
2割読んで8割を理解するという考えは素晴らしいと感じました。

私も読み飛ばしが基本で
重要箇所や自分の欲しい情報を拾うタイプですが
それでも4割は読んでいました。

2割まで減らせるという可能性に気づけたことは
私の読書法にとって大きな変化になりそうです。

また、タイポグリセミア現象という
文章の上3分の1だけを読む方法も斬新でした。

3分の1しか読めていなくても
脳が勝手に文章を補完するので
内容を理解できるという方法です。

この方法には少しハッとしました。

私はマジシャンとして、パフォーマン手中に意図的に気が抜ける瞬間を作って
「記憶の1コマをなくす」という手法で不思議を起こしていました。

この「なくした1コマ」は記憶から消滅するのではなくて
マジシャンの意図するように、観客の脳が補完するするのです。

その補完された記憶(いわば思い込み)によって
不可能性を高めていたわけです。

そう考えると、マジシャンとして日常的に使っていたテクニックが
読書にも活かせるというのは、とても新鮮な気づきでした。

さらに、アウトプットの方法も学べて贅沢な1冊です。

・読書日記をつける
・ヒットした記事は何度も記事にする
・文章の韻を意識する

最近、スケジュール帳に読書日記を書き出していたので
「自分の方法と同じだ!」と共感できました。

ヒットした記事は何度も記事にして
ヒットを単発で終わらせないという
Yahoo!ニュース常連の著者が語るノウハウは
とてもタメになります。

自分としては、文章の韻を踏むというのが
まだまだ実践できていないので
これからの課題としてやっていきたいと思ったノウハウでした。

それ以外にも文章の書き方が解説されていて

・最初に結論を書く
・目的を決めて書く
・書いたら読み返す

など、普段読書をしてもアウトプットしない人には
役立つ内容が豊富に盛り込まれています。

ちなみに、わたしのツボに入ったのは

「読書は苦行ではありません」

という一文。これって、かなりパワーワードじゃないですか?
思わず、吹き出して笑ってしまいました。

まさしく、その通りですよね!

本は自分のために読むものですから
無理してストレスを感じる必要はないですね。

分かるところや必要なところを
サクッと読んでアウトプットすればOKなんです。

というわけで…

昨今のアウトプットブームを乗り切り
大きく自己成長するための読書術

それが学べる一冊としてオススメです。

特に読書を習慣にしたい人や
読書に時間がかかってしまう人にオススメです。

アウトプット重視の読書術が学べる1冊でした。

・頭の中で音読しない
・タイポグリセミア現象を使う
・パレートの法則を使う
・制限時間を設ける
・読み飛ばす

など、1冊を10分で読む秘訣が満載です。
さらに、アウトプットの方法も学べて贅沢な1冊です。

・読書日記をつける
・ヒットした記事は何度も記事にする
・文章の韻を意識する

というところは実践できていないので
やっていこうと思います。

それ以外にも文章の書き方が解説されていて

・最初に結論を書く
・目的を決めて書く
・書いたら読み返す

など、普段読書をしてもアウトプットしない人には
役立つ内容が豊富に盛り込まれています。

ちなみに、わたしのツボに入ったのは

「読書は苦行ではありません」

という一文。これって、かなりパワーワードじゃないですか?
思わず、吹き出して笑ってしまいました。

まさしく、その通りですよね!

本は自分のために読むものですから
無理してストレスを感じる必要はないですね。

分かるところや必要なところを
サクッと読んでアウトプットすればOKなんです。

というわけで…

昨今のアウトプットブームを乗り切り
大きく自己成長するための読書術

それが学べる一冊としてオススメです。

特に読書を習慣にしたい人や
読書に時間がかかってしまう人にオススメです。