『今やらないヤツはバカ!堀江貴文のChatGPT大全』堀江貴文・荒木賢二郎/幻冬舎[感想]

ChatGPT

まだChatGPTを使ったことがない人に、読んでほしい1冊。

タイトルは「大全」ですが、実際には著名人たちの対談をもとに、ChatGPTを使って切り貼りして作られたものです。なので、ChatGPTに質問を投げかける際の「最初の発想」だけを寄せ集めた感じです。

しかし、それでいいのです。なぜなら、読者が思いつく疑問はすべてChatGPTに投げれば、ものの数秒で答えが返ってくるからです。しかも、本を読むよりも簡潔なのですから、こんなにいいことはありません(笑)

また、単純にいろいろな人の「入力文アイデア」が見られるので、自分で想像力を働かせて、楽しみながら使えると思いますよ。

そして、特典の「プロンプト100個」は、まだ100個もありませんでした(笑)
随時、更新されていくようです。

とはいえ、別の特典では「購入者限定のLINEグループ」で「質問し放題」なので、気軽に何でも効くことができていいです。また、グループLINEの「ノート」に「入力文」がたくさんまとめられているのも便利です。空気なんて読まず、たくさん質問しまくるのも良さそうですね。

さて、すでにChatGPTを多用している私の感想ですが、役立つ情報がいくつか手に入ってよかったと思います。ネットでもChatGPT関連の記事をたくさん見たり、ショート動画から情報を拾って「プラグイン」や「連携ツール」をたくさん試しているのですが、それでも、1つや2つは「あ、これ使ってみよう」と思えるものがありました。

なので、ChatGPTを普段遣いしている人や、ネット検索やSNSから情報を集めている人も、「一応、目を通しておくか」と買っておいてもいいかもしれません。

ということで、日本では、まだ600万人ほどしかアカウントを持っていない「ChatGPT」。今のうちに使っておかないと、1年後にはかなり後悔することになりそうです。まだ使ったことがない人は、ぜひ本書を手にとってみてください。