『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』の戦略を分析してみた!

日記

昨日、『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』の感想をアップしました。

Twitterでは、マンガを担当された「斎藤邦雄」先生より「熱量のある感想」だとコメントいただきました。光栄です。

さて、いまさらながら『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』の出版を冷静に分析してみました。

まず、出版タイミングについてです。コロナ禍で「自粛ムード」一色の日本。そこに「アウトプット」こそが、コロナ禍で沈んだ日本を復活させるカギだと、改めて教えてくれます。

スマホに依存する若者。読書離れする日本人。冷え込む出版業界。そこにコミカライズ版として『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』を出すことで、誰もが手に取りやすくなっています。読解力が低くても、ビジュアルで直感的に理解できる内容が秀逸です。

春前の出版ということで、新社会人にとって「最高の教材」となるでしょう。

つまり「時節的」にも「季節的」にもベストタイミング。
企画が秀逸すぎて感銘を受けています。

また、深刻にならずに読める「社畜ゾンビ」というポップさ。これもハンパないです。またタイトルが『もしゾン』なのは、ストーリーに登場する「真壁」世代の人に馴染みのある『もしドラ』を想起させて、手に取りやすくする作戦だと思いますが、これも素晴らしいですね。世代を選ばず、いま一度「アウトプットの重要性」を説く必要があるということですね。

そして、個人的には「絵」が好きなタッチで読みやすいです。それ以上に、マンガの内容も短編ながら、二重三重に工夫がされていて、読み物として非常におもしろいです。「ただのコミカライズ版」ではないですね。

こうなると、ベストセラーは必至ですね。

本編で、主人公が「社畜ゾンビ」なのは「オチ」への布石ですが、『もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら』の発売は『アウトプット大全』100万部への布石ですね。やばいやばい。

どこまで考えてるんだろうと、出版側の分析を楽しんでいました。自分が出版するときがきたら、お手本にしよう!