「Meta Quest2」で感じた可能性

日記

先日「MetaQuest2」をやってから未来が楽しみで仕方ありません。

「上映初日」に、家で映画が観られる日が来そうだなと思っています。すこし大げさに聞こえるかもしれませんが、VRなら劇場で見ているのと遜色ありませんから、そうした上映方法がサービスとして始まってもおかしくないでしょう。

とくに、何らかの都合で「寝たきり」で家や病院のベッドから出られない人も、劇場で映画を観ている感覚になれる、しかもそれが「上映初日」というわけです。とても喜ぶ人が出てきそうです。

私は、映画やアニメのパワーがスゴいと思うのです。

私の好きな番組『ボクらの時代』で、声優の野沢雅子さんが話していたことです。ある2月の寒い日のこと。ある男性からファンレターが来たそうです。「息子は病気で2月いっぱい持ちません」「ドラゴンボールが大好きなので色紙にサインをくれませんか?」と。

そこで野沢さんは、すぐにテープに悟空の声でセリフを吹き込んだそうです。「ぜってえにこいよ!オラが劇場で待ってるからな!」と。上映は8月だったそうです。とうてい余命のない彼が観ることはできないはずなのにです。

しかし、そこで奇跡が起きました。余命のない彼は8月までなんとか命をつなぎとめ、劇場でその映画を観ることができたのです。

なんとも感動的な話です。これは実際に、病気のなか劇場まで行った話ですが、そこまでの活力を与えるのが映画やアニメの力です。それが病室で、もっとリアルに、ありありと体験することができたなら、病気の心配も不安も吹き飛んで、療養がうまくいく人も出てくるのではないでしょうか。

未来が不安だという人もいるかもしれないけれど、未来にはネガティブな面だけではなく、ポジティブな面も待っているのです。

IoT化が進み、街のあらゆるものがネットとつながり、便利な情報を瞬時に手に入れることができるようになります。ドローンが荷物を運搬し、車は自動運転となり、流通がスムーズになったり、事故の起こらなくなる未来も見えてきました。そうなれば、事故で大切な人を亡くして悲しむ必要もなくなります。

メタバースの世界がすぐそこに来ています。そのうち私たちは、より多くの時間を「仮想現実の世界」で過ごすことになるでしょう。

さて、私は今のうちにリアルで後悔のないように過ごしておきますかね(笑)

P.S.メタバースの世界を体験するには、映画『レディ・プレイヤー1』やAmazonオリジナルドラマ『アップロード』がオススメです。それが近い未来に来るとは、誰も思わないでしょうね。どちらも、Amazonプライムビデオなら無料で観られます。