「ネタがありません」の対処法

フリーランス

はじめに

私は、今までに「600記事」ブログを書いてきました。そして「毎日5個」ネタ出しをして、ツイートは「15日分(30個)」予約投稿しています。

そこで、Twitterのフォロワーさんから質問をいただきましたので、それについて解説していきます。

結論

結論から答えますと「メモ」と「インプット」が大切です。メモが欠かせない理由は3つあります。「忘れないため」「堂々巡りをしないため」「情報のアンテナを立てるため」です。まずは、これらを解説します。そのあとで、「インプット」について解説をしていきます。

忘れないため

ブログを書こうとしたとき、「ネタがない自分」を責めてしまって、落ち込む人もいるのではないでしょうか?

しかし、私は、そういった人も「ネタは持っている」と考えています。

一般的に、人間は「1日に6万回」思考すると言われています。ですから、考えていることを全てネタにできたら、永遠に困ることはないはずです。つまり、多くの人は「ネタがあるのに忘れているだけ」だと考えられます。

そうすると「忘れないため」もしくは「忘れてもいいように」メモを取ればいいと分かります。これが基本であり、最強の「ネタの作り方」なのです。

堂々巡りをしないため

メモが「最強のネタの作り方」であるのには理由があります。さきほど、人間は「1日6万回」思考すると言いましたが、その9割は「同じことの繰り返し」だそうです。つまり、「メモ」をしなければ、思考は堂々巡りをしたあげく、忘れてしまうことになって、いいことが1つもありません。しかし「メモ」をすると「気づき」が増えて「新しいネタ」がどんどん生まれますから、ネタをいくらでも作り出すことができるのです。

情報のアンテナをが立てるため

メモをすることで「注意の司令塔」と呼ばれる脳にある神経の束「RAS(脳幹網様体賦活系)」が刺激を受けます。そうすると「RAS」は、物事を考える部分である大脳皮質に「この情報は見逃さないでね!」と信号を出すのです。こうして、自分の必要な情報に「アンテナが立つ」のです。

現代人は、常に膨大な情報にさらされています。それら全てに反応していたら、気が狂ってしまうでしょう。ですから、人間は自己防衛のために受け取った情報のほとんどをスルーしているのです。しかし、それがアダとなって、必要な情報や大切な気づきまで見逃して、ネタがなくなってしまうのです。

そこを「メモ」をすることで、見逃さないようにするわけですね。

インプットについて

自分の中だけを探すのでは「ネタ」に限りが出てきます。

そこで大切なのが「インプット」です。「読書」でも「SNSの投稿」でも、何でもかまいませんので、情報を仕入れることです。メモが習慣化できていると、RASの働きによって、自分に必要な情報がどんどん入ってきます。入ってきた情報が刺激となって「気づき」に変わりますから、これがネタになるということですね。

ちなみに、「メモをしているけど、ネタが出ない」という人は「アウトプットの方法」に問題があるかもしれません。これは「気づき」に「自分の経験」をかけ合わせることを意識すると解決できます。それを意識して発信ができると、誰かの役に立って喜ばれることが増えてきます。そうすると「他者貢献を実感できる➡さらに意欲が湧く➡ネタがどんどん見つかる」という好循環に入って、「ネタ探し」に困ることがなくなります。

読書の大切さ

私が大切にしているのは、たくさんの「着眼点」を持つことです。1つの物事を多角的に見られれば、それだけで1つのネタから、たくさんのネタができることになります。その着眼点を得る方法が、「読書」なのです。

経営者の書いた本を読めば「経営者の視点」が、心理学者が書いた本を読めば「心理学者の視点」が手に入ります。それだけで、1つの物事から2つのネタができます。そこに、「自分の視点」も加えれば、3つのネタになります。

つまり、読書をすればするほど、ネタは膨れ上がっていくのです。

まとめ

まずは、最優先して「メモの習慣」をつけること。そして、普段から「読書」をすること。このシンプルな2つを実践していただいて、普段から「ネタ探し」をしていただけると、ネタが尽きることはなくなります。

とはいえ、まだまだ深堀りしがいのあるテーマですね。メモについて書いていると「道具へのこだわり」や「メモの取り方」まで出てきました。それは次回以降、解説させていただきます。気になる方は、Twitterのフォローをお願いします。

参考文献

『アウトプット大全』
『マインドフルネス瞑想入門』
『考具』
『アイデアのつくり方』

特に『アイデアのつくり方』が、オススメです。30年以上、売れ続けているベストセラーです。しかも、1時間で読めますし、880円と安いです。