「いつかやります」は意外といい!?

日記

人から何かをオススメされたとき。挑戦したいことがあるとき。

  • いつかやります
  • 時間ができたらやります
  • 余裕ができたらやります
  • お金が貯まったらやります

と答える人が、かなり多いです。「なんとなく良くないのは分かっているけど、つい」という感じで言ってしまうこともありますよね。しかし、そういう人にこそオススメしたいのは…

「それはいいですね!やってみます!」と答えることです。

なぜかといえば、まず「いつかやります」にしろ「やってみます」にしろ「建前」であるということです。私は「いつかやります」と建前でも言える人は素晴らしいと思います。しかし、「いつかやります」は建前としては「中途半端」な気がします。おおよそ、その「いつか」は永久にきませんから(笑)不誠実に思われる可能性もありますし、最悪の場合は「タラレバ」と理由をつけて「やらない理由ばかり探す人」だと思われかねません。

ですから、快活に「いいですね!」「面白そうですね!」「やってみます!」と答えたほうが、相手も気持ちよく会話ができます。いわずもがな、気持ちよく話を聞いてくれる人というのは好かれるものです。

とはいえ、もし「先日、勧めたアレやってみた?」と聞かれないか不安だという人もいると思いますが、そういったことは十中八九ありません。おおよそ、人というのは話したことを覚えていないからです(笑)

仮に聞かれたとしても「やりたいんですけど、まだできていないんですよね」と残念そうな顔をアピールすれば、逆に「コイツはできないやつだけど、愛くるしいな」と思ってもらえる可能性すらあります。そうなれば最強です。飛躍しているように聞こえるかもしれませんが、多少の失敗も許してもらえるようになります。私は個人的に、それが「人間力」であり「キャラクターの強み」だと思っています。

人間とは不思議なもので、第一印象というのは、なかなか変えられないのです。最初の会話で「気持ちのいいヤツだ」と思ってもらえれば、それ以降も「気持ちのいい部分」に着目して、個人を見てもらうことができるのです。

ですから、同じ「建前」でも、微妙な言い方ひとつで「好印象」を与えることができて、継続的な人間関係を築くことに役立つのです。

さて、そうしていると「実際にはやっていない自分」と「『やる』と公言している自分」とのあいだに心理的な違和感が生まれます。心理学では「認知的不協和」といわれるもので、基本的に人間は、その「不協和」を解消しようとするそうです。

つまり、「やってみます!」と答え続けることで「行動力のある自分に変わる」ことができるというメリットもあります。

ですから、他人から何かを勧められたときは、迷わず「やります!」と答えるのがいいでしょう。私は、関係性の薄い人との会話では「いいですね!」「最高ですね!」「確かに!」と連呼しています。とはいえ、テキトーに話を聞いているのではありませんよ(笑)

口癖になっているくらい使っている自分に驚きです。