脳を鍛えるには運動しかない!ジョンJ・レイティ/エリック・ヘイガーマン〜いま話題のBDNFって、なに?〜[書評]

書評

はじめに

現在、運動で脳細胞が活性化して
頭をよくすることができるというのは脳科学界では
最もホットなトピックのようです。

その全容が知れる一冊が『脳を鍛えるには運動しかない!』でしょう。

今回は、本書で取り上げられる「BDNF」とはなんぞや?
ということを書いていきます。

BDNFって、なに?

本書から引用するとBDNFとは…

神経伝達物質と等しく重要なものとして、別の種類の分子グループがある。(中略)その分子グループは、「因子」と称されるタンパク質群で、最も有名ものは脳由来神経栄養因子(BDNF)だ。(中略)BDNFのような神経栄養因子は、ニューロンの回路、つまり脳のインフラを構築し、維持している。

簡単に言うと、脳細胞の基礎となって、それを維持するタンパク質だそうだ。
基礎づくりと維持、両方やってしまうなんて、すごい物質ではないか!
と思った人も多いと思いますが、さらにこうも書いてあります。

わたしは、BDNFを脳にとってミラクルグロ(化学肥料の商品名)のようなものだと考えるようになった。BDNFはまた、シナプスの受容体に結びつき、イオンを放出して、受容体部位の電位を上げ、信号を即材に強くする。脳細胞では遺伝子を活性化させ、BDNFやセロトニン、そしてシナプスの材料となるタンパク質をもっと作るよう指示を出させる。(中略)まとめれば、BDNFは、ニューロンの機能を向上させ、その成長を促し、今日かしこまりました、細胞の死という自然のプロセスから守っていると言える。

つまりは、BDNFは脳を成長させる肥料の役割をしており、BDNFが出れば、さらにBDNFが出て、頭の回転は早くなり、記憶力は強化されて、脳の老化も防いでくれるということですかね。

えげつないですね。BDNF。
とはいえ、じゃあどうやってBDNFを出すんですか?
といったところで「運動」がでてくるんですね。

どんな運動でBDNFが分泌される?

30分程度のジョギング(有酸素運動)を週に2〜3回程度で良いそうです。
しかも、それが複雑な動きであれば、なお良いとのこと。

すごくないですか?それだけで頭がよくなるんですよ。
振り返ってみてほしいのですが

BDNFが分泌されれば、さらにBDNFを作るように脳が指示を出すようになるんです。
つまり、運動をすればするほど、加速度的に頭がよくなっていくんですよ。
いや、ほんとえげつない事実ですよね。

これを知らないで

「俺さあ、地頭悪いから…」

なんて言ってられますか?いや無理でしょ!
というか、運動いつするの?今でしょ!(←古いw)

まとめ

というわけで今回はBDNFにフォーカスして
理解を深めようという記事を書いてみました。

『BDNFは、頭をよくするための肥料の役割をしており
30分程度の有酸素運動を週2〜3回行うことで活性化できる』

ここを理解しないと、この本を読み進めるのは少々ツライものがあるので「導入編」ですね。

全体を通して、この本は学者さんが書いているので
とても難しいというか、ジレったいというか、なんというか
こういった本を読んだことない人にとっては、ものすご〜く読みづらいので(笑)

わかりやすく解説していけたらな。と思っております。
続いて「第三章 ストレスー最大の障害」を解説いたします。

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