『マンガでわかる『神・時間術』 ヒーローお姉さん、最強の時間操作スキルで働き方改革します!! 』樺沢紫苑/KADOKAWA[書評]

書評

新社会人に、最初にオススメする1冊は?

そう聞かれたら、この本をオススメしようと思った本。それが『神・時間術』です。本書でも語られるように、人生において最も大切なものは「時間」。なぜなら、時間さえあれば、すべてが手に入るから。

ということで、私も『神・時間術』を基本にずっと働いてきました。そして、いまも実践しています。もし『神・時間術』を知らなかったら、いまの2倍以上の時間をかけて働いているでしょう。そう思うと、ゾッとします。

さて、そんな『神・時間術』の「マンガ版」が出ました!

ビジネス書のマンガ版「あるある」といえば、師匠と出会って、弟子が1つずつ仕事術を学んでいく展開です。正直、ウンザリしているので(笑)どうなのだろうと思いながら、さっそく読んでみたところ、いい意味で裏切られました!

日本にはびこる「間違った働き方」や「社会的な問題」を、文字通りブッ飛ばす「バトルもの」なのです。似たような体験に共感できたり、必殺技のネーミングにクスッとしたり、共通悪をブッ飛ばしてスカッとしたり、楽しみながら「時間術」を学べます。

わたし自身、初心に戻って、あらためて時間術を徹底しようと思えるいい機会になりました。そして、この「時間術」を使っていることで、「健康」を犠牲にしたり、「趣味」を捨てることもなく、自分らしく働き続けることができていると実感しました。

マンガ版になって、さらに読みやすくなった『神・時間術』。普段から「時間がない」「忙しい」が口グセになっている人には読んでいただきたい1冊です。