繊細な日本人、大雑把な外国人

日記

福岡のコンビニエンスストアには外国人の店員が多い。

私はコンビニエンスストア(以後コンビニ)で決まって「ヨーグルト」を買う。スーパーと比べても売っている値段は変わらないし、品切れがないからだ。それは別の話として、コンビニでヨーグルトを買うと必ずプラスチック製のスプーンをつけてくれる。(コンビニの店員はたびたび入れ忘れをするものだが、その愛くるしさに皮肉を込めて「必ず」と書いておいた)コンビニエンスストアに行ったことがない超富裕層のためにあえて書くが、買った食べ物に合わせて、スプーンやフォーク、お箸を付けてくれるのは庶民からしたら当たり前なのだ。(ちなみに、スポークというものまであるのだが、コレは何もディズニー映画だけに出てくる代物ではないと、庶民代表として、超富裕層の方々には伝えておきたい。念の為に説明しておくとコンビニエンスストアというは24時間営業している小さな廉価版デパートのことだ。)

さて、これは日本人と外国人の違いがよく分かるという話だ。

日本人なら絶対に間違わずにプラスチック製のスプーンを入れてくれる。しかし、外国人の場合は、アイスクリーム用の木の棒であったり、ハーゲンダッツ用のスプーンを入れる確率が、ものすごく上がる。今のところ75%の確率で、外国人はその間違いをする。というより、様子を見ていると間違えて入れているというよりは、正しいものを探すのが面倒なので「同じスプーンなのだから、どれでも同じでしょ」という感じで入れている。さらに嫌な見方をするなら「日本人はどうせ違っていても文句を言わないでしょ」という態度に見えないこともない(笑)

あ、ちなみに先ほどは超富裕層の方に対して説明を省いて申し訳なかったが、ハーゲンダッツとは庶民が高級品だと思いこんでいるアイスクリームのことで、めでたいことがないと滅多に食べない代物だ。庶民代表の私には手も出せない。いや、しかし先日食べたセブンイレブン限定の「ハーゲンダッツ クリーミーコーン 焦がしキャラメル&マカデミア」はすごく美味しくて驚いた。驚いたので、家族全員分買って帰ったくらいだ。一応、言っておくが、これは正月だから買うことができたのだ。

ああ、すまない。セブンイレブンとは先ほどのコンビニチェーン店の1つだ。

もはや皮肉を言うための記事に思われるだろうが、あえて否定しておこうと思う。これは日本人と外国人の「繊細さ」の違いについて書いたものだ。日本人は複数の道具を扱って、正確に作業をこなすのが得意だということが、コンビニの店員を観察するだけでも分かるという1つの例を挙げてみたが、参考になっただろうか。おそらく「超富裕層という言葉が本当にあるのか?」と未だに引っかかっているか「セブイレ限定のハーゲンダッツだって? 気になるな」と思っているかのどちらかだろうと思う。

もし、違ったならコメントをくださると嬉しい。