天気予報は見なくてもいい?

日記

雨の日に気分が滅入りやすい人にオススメの方法がある。
それは「天気予報を見ない」という方法だ。

「え?そんなのありえない」

この話をするとそう言われることがほとんどだ。

しかし、私は長らく天気予報を見ていないが
不自由したことは1度もない。

というよりもメリットのほうが大きく感じているくらいだ。
理由が気になる人は先を読み進めてほしいと思う。

まず単純なら理由なのだが、天気予報を見ると
「悪天候に気分を落とす回数が増える」ということが言える。

多く人が知らずしらずの内にこのパターンに入っているだろう。

例えば、1週間後に楽しみな予定があった場合
その日が悪天候にならないかと
何日も前から何回も確認するという具合だ。

もし、悪天候だった場合を考えると
これは人間の力では到底どうすることもできない事象なのだから
全くもって時間のムダだし心のムダ遣いだ。

わざわざ自分からネガティブな情報を取りに行って
何度も気分を落とす必要はない。

大切なのは、今この瞬間を楽しむことなのだから。

もう1つ良くないことがある。
それは「行動が鈍ること」だ。

よく耳にするのは

「雨だから、晴れの日にしよう」

という言葉だ。晴れていないとできないことを除けば
行動を先送りする理由は全くもってない。

これもまた時間のムダだ。

先送りした行動は、どんどん億劫になっていき
仕舞にはやらなくなってしまう、という経験は誰もがあるのではないだろうか。

雨を理由に気分が落とし、雨を理由に行動を遅らせる必要はない。
些末なことに左右されない「雨ニモマケズ精神」を持つことが大切だ。

それでも、やっぱり天気予報を見ないと
事前に準備ができなかったり不安になるのではないか
と思う気持ちはよく分かる。

しかし、上記したように私は1度も不自由したことがない。
なぜなら、周囲の人が懇切丁寧に天気予報を教えてくれるからだ。

ここで私がよくやる例を紹介したい。

友人に「今週末キャッチボールをしよう」と連絡をする。
私は今週末の天気など知るよしもないが友人からは、こう返事がくる。

「今週末は、雨だよ」

これで問題は解決だ。

日取りを変えるか、当日もし晴れることがあれば
その日に行えばよいことになる。それだけだ。

実を言うと、さらに面白いのは
この友人も天気予報を見ないタイプだということだ。

では、なぜ友人は天気を知っていたのか?
上記したように周囲の人が懇切丁寧に天気予報を教えてくれるからだ。

天気をまったく不安に思うことはない。

すごく大きな台風が迫っていたり
何年かに1度の悪天候が迫っていれば
周囲の人たちは、いつも以上に天気について騒いでいるし
もっと言えば、そんな日は窓から外を覗けば一目瞭然で分かるだろう。

さて、以上のことから雨の日に気分を落とすことなく
毎日ポジティブにできるようなるだろう。

特にHSP(Highly Sensitive Person)だとするなら
不要な思考を1つ取り除くのに役立つと思う。

もちろん、大人の嗜みとして「折りたたみ傘」を持ち歩くのは言うまでもない。