フリーランスと仲良くなる方法

日記

人付き合いをする上で、喜びを感じる瞬間はスゴく大切だと思います。

私はフリーランスをしています。

数年前まではマジシャンとしてバーでパフォーマンスをしていましたが、現在はYouTubeの動画編集をメインの事業にしています。文章を書くことが好きでブログも書いています。

そんな私は自分のために時間を使ってくれた」と分かるときに、最も喜びを感じます。その中でも特に「その人の中での優先順位が高い」と感じた時は、その人のことを大好きになります。

例えば、友人やSNSをフォローしてくれている人で「ブログ読みました!」と言ってくれる人がいます。これは、ものすごく嬉しい!なぜなら、記事を読むのにどれくらいの時間がかかるか分かるからです。たとえ物理的な離れていたとしても「自分のために時間を使ってくれている」と感じると、すごく心理的な距離が縮まるのを感じます。

さらには、感想をくれる人もいます。「読む+解釈する+文章にする」3回も時間が割いてくれていると分かるので、トリプルパンチで心に響きます。

もうひとつ嬉しいことがあります。それは「遊びの予定を前もって押さえてくれること」です。

フリーランスで働く人は、ある程度「時間に自由がきく」と思いますが、その反面、先の予定が埋まっていることも多いですよね。そうした時に、遊びの予定を入れようと思うと前もって決めておいて、スケジュールを押さえておかないといけなくなります。普通なようでコレが結構重要なポイントです。なぜなら、そこに仕事の依頼が入ったとしても断るからです。これは会社員の人からすると驚きだと思いますが、遊びの予定を入れるということはそういうことです。

しかしながら、会社員の人は平気でドタキャンしたり、前もって決めていた予定を「仕事が入ったから」と断ったりする人が圧倒的に多いのです。「パートナーとの大切な記念日なのに、残業を優先する」「子供の運動会なのに、仕事を理由に予定を入れる」というのはよく聞きますよね。

なので、遊びの誘いをした時に2つ返事でスケジュールを押さえてくれる人も大好きになります。

この最上位に位置する人は「移動距離にかかる労力と時間」も使ってくれます。例えば、わたしは大阪出身で福岡在住ですが、大阪にいる友人が会いに来てくれたりします。誤解を恐れず言うなら、愛すべきバカです。あらゆる面倒を無視して、私に会うために時間を使ってくれているのですから最高です。大好きです。

ちなみに、遊びの誘いを断られても嬉しいと感じるときがあります。それは「代案を出してくれるとき」です。「19時には行けないけど、22時なら行けるよ!遅くなるけど、大丈夫?」なんて言われたら嬉しくなります。たとえ遅くなったとしても、あなたには会いたいですよというサインなのです。それが分かるので、スゴく嬉しいです。それは当日に誘ったときに顕著です。いきなりの誘いで準備もなにもしていないのに、無理やりにでも時間を作って短い時間でも会ってくれるというのは最高です。その他の全てを差し置いて優先してくれたと分かるので、一生愛したくなります。

フリーランスの時間に関する考え方が少しでも伝わればと思って書きました。これから会社員を辞めて、フリーになるという人はコレを知っていないと、横のつながりができにくいので、仕事をもらいにくくなります。また孤独な仕事環境になるので、長続きしない可能性すらあります。ですので、知っておいて損はないかと思います。逆に会社員の人には、計画性のない遊びの誘いやドタキャンなどは、できるだけしないことをオススメします。

こうした価値観の違いについて、より詳しく知りたい人にオススメなのは『バカとつき合うな』(西野亮廣/堀江貴文/徳間書店)です。フリーランスならスゴく共感できる本ですし、勉強にもなります。