『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』山崎元[書評]

書評

はじめに

「貯金?投資?なにそれ、美味しいの?」状態だった私。

最近まで、お金に対して無知だったのですが、「信用とお金」「クラウドファンディング」「億を稼ぐ」「ライスワークとライフワーク」「NISA」などなど、数年前から少しずつ多くのお金に関するキーワードが流れ込んできて、子どもが産まれると同時に自分自身の意識も大きく変わってきました。

そして、たまたま興味を持ち始めたタイミングで本田健さんの「Happy Money」を知人からいただいたのをきっかけに、お金の勉強をはじめました。

そして、出会ったのが…

『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』

もはや、コレは私にとっての「神本」です。いや、本は紙なんですけど、手に取ったのは電子だったんですけど、そんなことはどうでもよくて、ほんとに投資に対して無知な私にもすごくわかりやすくて、とにかく知識ないけど今すぐ行動を起こしたい自分にとっては、うってつけの本でした。

何が一番良かったか?

Kindle本では、一番最後に「結局やること」という章があり「この本を読んで何をしたらいいのか?(Todo)」をまとめてあるところです。しかも、電子版はその詳細の手順が記されたページへのリンクがあるのです。

ここまでTodoに直結した行動しやすい(結果の出しやすい)本というのは、ほとんど出会ったことがないです!

本を読み進めながら、Todoをまとめていっていた自分として「先に最後のページ見といたら良かった!!!」という思いもありますが、そこはKindle Unlimitedで無料で読んだので、トントンということにします(笑)

最後に

ミニマリストと投資って、ものすごく相性がよい気がします。節約とか言うレベルを凌駕したミニマリストとしては、稼げば稼ぐほど投資に回せるお金が増えるので、仕事を楽しみながらやっていき、お金のことはたまに気にする程度で、この本の言う通りにとりあえずは進めればいいなあ。という感じです。

とはいえ、わたしの場合は証券会社に口座を作って個人向け国債を買う前に、イニシャルコストをかけないようにそれなりの貯蓄を作るという段階が必要で、地道な積み上げでしかないですが、なんでも初めはそんなものですね。

そもそも一攫千金を期待した投資ではないですし「老後まったり暮らせるようにしよう〜」「子どものためにお金残してやろう〜」程度の感覚なので、コツコツやっていこうと思いました。