『キャッシュトラック』映画感想

日記

爽快なアクションかと思いきや「復讐」がテーマのこの作品。

ジェイソン・ステイサム主演映画では珍しく、肉弾戦よりも銃撃戦、ワイルドよりもクール、怒りよりも悲しみに、フォーカスした作品になっている。

伏線がいくらかあるが、場面転換も分かりやすく、映画初心者でも楽しめる。

復讐劇といえば、「大きな怒り」がテーマとなりそうだが、今作は「悲しみ」と「義務感」がテーマのように感じた。なので、終始、重苦しいままなので「カッコいいアクションで、スカッとしたい!」「明るく楽しみたい!」という人には向かないだろう。

とはいえ、ジェイソン・ステイサムのセクシーさは健在だし、アクションシーンもカッコイイので、ぜひとも時間のある人には観てもらいたい作品だ。